鈴木健太です。
秋田県民の皆さまにご付託をいただき、令和7年4月20日より秋田県知事に就任いたしました。
県議会議員時代の約10年間、是々非々の姿勢で県政に向き合ってまいりました。『与党だからすべて賛成』や『野党だから何でも反対』では、秋田は良くなりません。立場やしがらみを超え、様々な考え方を尊重し、寛容で率直な対話ができる秋田にしていきたい。そして失敗を批判したり嘲笑したりするのではなく、挑戦そのものを称賛する前向きな社会をつくっていきたいと考えています。
妻のふるさと秋田に来た平成18年、私は無職で知り合いが一人もいませんでした。しかし様々な壁にぶつかりながらも、多くのすばらしい出会いに恵まれ、秋田の皆さんに受け入れていただき、これまで挑戦を続けています。
いま、この時代の大きな変わり目に、秋田の強みを生かす新たな挑戦によって、未来を拓くチャンスが訪れています。全国最下位は秋田の定位置ではありません! 現状維持を乗り越えて、子どもからお年寄りまで全ての世代の皆さんが、のびのびと自分らしく暮らせる、寛容と挑戦に満ちた秋田をともにつくっていきましょう!
●鈴木けんたプロフィール

昭和50年生まれ 神戸市育ち
小学校から高校まで野球部
平成7年 阪神淡路大震災の直後、京都大学法学部入学
平成12年 大学卒業後陸上自衛隊に入隊
福岡県久留米市の幹部候補生学校へ入校
東ティモールPKO、イラク人道復興支援活動へ派遣
平成18年退職し、自衛隊の同期であった妻の地元秋田へ移住
1年間の無職生活の後、司法書士試験に挑み合格
平成19年 司法書士岡田事務所に飛び込みで就職
平成24年 代表社員に就任
平成27年 秋田県議会議員選挙に初当選
家族構成 妻、大学3年の長女、高3の長男(野球部)、高1の次男(柔道部)、中2の次女(バスケ部)+ネコ1匹
私はこうして生きてきました
鈴木けんたの歩み、そして考え
8年間打ち込んだ野球や自衛隊での経験から、チームが団結して力を発揮するために大切なことを学びました。他人に文句や不平をぶつけてばかりいても何も前には進みません。意見が違ったとしても相手の人格は尊重する。対案のない批判ではなく知恵を出し合い、対立とは異なる建設的議論によってみんなで目標に向かっていく。そうやって秋田も前に進めていきます。
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誕生
昭和50年大阪府生まれ、小学校から神戸市で過ごす。新聞販売店の息子として、関西人のあこぎな?商慣習を目の当たりにしながら育った。
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小中高
小中高と野球少年。小学校(補欠)→中学校(7番レフト)→高校は弱小進学校だったために投手。高3夏の兵庫県大会は初戦で強豪校にコールド負け…
その後京都大学を受験、受かったと思い込み下宿を早めに予約するも不合格。浪人生活へ -
19歳
19歳の1月17日、大学入試センター試験の翌朝に阪神淡路大震災発生。
ご近所で多数の犠牲者が出るも家族は無事。がれきから高齢者を3人救出。ご遺体の運搬を手伝うなどの体験をする。 -
現場主義
大学在学中は、4年間勤めた料亭をはじめ地酒バー、建設現場など多種多様な世界でアルバイト。
このとき多くの「現場」で働いた経験は、いまでも現場重視の信念を支えている。 -
自衛隊へ
外交官を目指すもかなわず、迷っていたときに自衛隊から「ヘリ体験搭乗」の勧誘ハガキが入る。大震災のときの格好いいイメージもあり、陸上自衛隊に一般幹部候補生として入隊することを決意。
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出会い
福岡県久留米市の陸自幹部候補生学校で1年間厳しい訓練を受ける。ここで出会った同期生の精強な女性自衛官(秋田市下浜出身)がのちに妻となる。
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海外派遣
長崎の部隊へ赴任し、平成14年結婚、1年後には長女が生まれるも東ティモールPKO・イラクなど海外派遣や出張が多くあまり一緒に暮らせず。部隊勤務では小隊長として、18~53歳の隊員たちに焼酎を飲まされながら厳しく鍛えられる。
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再出発
平成18年退職し、無職となって家族と秋田へ。1年間猛勉強して司法書士試験に合格。
秋田で求人がなかったため、一方的に市内の事務所へ手紙を出したところ、、幸運にも後継者を探していた岡田事務所と出会い、平成19年就職。 -
県政へ
ひたすらまじめに働き、平成21年事務所を法人化して共同経営者となり、平成24年代表就任。その後、秋田の人口減少と将来の日本の平和に不安を感じ、政治の世界へ飛び込むことを決意。平成27年統一地方選挙にて初当選。
秋田を、
日本一持続可能な県に。
秋田県の強みである「持続可能性」を県民の豊かさに変え、
新時代の最先進県となって、人口減少に歯止めをかけます。
大規模災害が頻発するようになり、世界が経済効率の最大化よりも地球環境の保護を重視する考え方に変わりつつある近年。「二酸化炭素(CO2)を排出しない国産エネルギー」をいかに確保するかが、日本の至上命題となっています。
秋田県は、風力・地熱ともに全国第2位の発電量を誇り、広大な森林によるCO2の吸収量は日本全体の実に6.5%と、すでに脱炭素最先進県の一つ。こうした再生可能エネルギーと森林資源の活用・再造林が生み出す価値は、今後ますます高まっていきます。
世界各国が目指している「カーボン・ニュートラル」(CO2 排出量=吸収量とすること)を、日本でいち早く実現し、将来的には県民の負担するエネルギー費用を下げ、関連産業を育成して豊かになる。
そして新時代の先進的なライフスタイルを確立し、若い世代にも選ばれる県を目指していきます。
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1人口減少をあきらめない!
秋田の人口減少問題を決してあきらめません。緊急的かつ大胆な少子化対策によって、まずは子どもの減少を食い止めます。団塊世代のみなさんが後期高齢者となった今、「総人口」の減少は避けられませんが、地域の将来にとって大切なのは「秋田で暮らす子どもの数」。まずは…
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2持続可能性を豊かさに
( 環境・産業政策 )「地球に負荷をかけずに生きていく」ことがこれからの時代の至上命題。秋田県は広大な森林面積による大きなCO2吸収力と風力や地熱など豊富な再生可能エネルギーによって、すでに日本の先頭付近を歩いています。国は2050年カーボンニュートラル(CO2の排出実質ゼロ)達成を目標として…
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3観光・スポーツ・文化は伸びしろMAX
( 観光・文化・スポーツ戦略 )豊富な観光資源がたくさんあるにもかかわらず、観光客数も観光消費額も東北最下位の秋田県。これまでの観光政策で十分な成果が出ているとはとても言えません。課題はさまざまにありますが、第一は「PR戦略の質の向上」。これまでとは異なるハイレベルなマーケティングを行い、…
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4命とくらしを守り抜く
( 防災対策・くらしの支援 )県政の最も大切な役割は、県民の皆さんの命とくらしを守ること。ますます頻発・激甚化する自然災害に対して、政府との良好な関係を維持しつつハード・ソフト対策を万全にし、被害を最小限に食い止めます。かつて陸上自衛官として、消防団員として、そして災害ボランティアとして得られた…
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5心のかよった医療・福祉政策を
( 医療・福祉政策 )県民のみなさんがより積極的に健康づくりに取り組めるような仕組を構築するとともに、病気や障がいを抱えていても、住む場所に関わらず自分らしく生きていけるような医療・介護・障害福祉サービスを提供します…
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6日本の食は秋田が支える
( 農林水産政策 )まずは規模拡大や法人化、そしてスマート農業など積極的な担い手への支援と育成を継続するとともに、気候変動と食糧安全保障環境の不安定化を見越し、現時点では採算の取りづらい飼料用トウモロコシや小麦、大豆、さらにはバイオ燃料用作物などへの長期的視点での挑戦を支援します…
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7全ての子どもがのびのびと
( 教育政策 )自然豊かな秋田で大らかに育つ子どもたちに、秋田らしく素朴で健全な教育を提供し、自己肯定感と自主性を育みます。「脳や心のつくりがそれぞれ異なるのは当たり前のこと」という基本認識のもとに、可能な限り多様な教育手段を整え、秋田の宝物である子どもたちを一人も取り残すことなく…
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8地元の事業者とともに、がんばる
( 中小企業支援策 )秋田県経済を支えている中小企業。人手不足、物価高騰、県内市場の縮小と課題が山積していますが、この難局を乗り越えようとする中小企業の挑戦を全力で応援します。人口動態や国内外の情勢を冷静に考えれば、これまでと全く同じ取り組みを続けるだけでは難しい時代となってしまいました…
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全力で走り回っています!
フットワークを生かし、議会活動のみならず現場の勉強や地域貢献活動に
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会費等の負担は一切ありません。
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