66億円補正予算の陰で
2020.05.28
本日(5/27)新型コロナ対策のために約50億円の経済対策を含む66億円規模の補正予算案が提出されました。
飲食・宿泊だけでなく公共交通機関や芸術文化団体なども対象とした、大変キメの細かい支援策である一方、佐竹知事からは
『財政調整基金はこれで底をついた』
との説明があり、会議室は少しざわつきました。財政調整基金とは県の貯金にあたるもので、もしもの時の備えです。後に国の交付金により補填されるとはいえ、いったんこれの残高がゼロになると言うのは私にとってショックなことでした。
いま懸命に頑張っている事業者を守り、秋田の経済を残すこと。そして財政の健全性を守り、後世にツケを残さないこと。決して二者択一にはできない困難な課題に、私たちは直面しています。