人口減少問題に白旗をあげてはならない
2021.12.17
「数十年後に秋田がなくなることもあり得る」
「出生数などの結果ではなくプロセスが大事」
「景気などの外部要因に影響される数字は政策目標に不適」
「結婚等は個人の自由で行政が立ち入るべきではない」
「世界は変わり、もはや地域にこだわる時代ではない」
「変化の時代にあまり先のことを考えても仕方ない」
「任期あと3年でそう変わるものではない」
上記はすべて12月議会での知事の言葉です。
来年度から4年間の総合戦略「新秋田元気創造プラン」(素案)で、県はとうとう「出生数」「婚姻数」「人口」などを目標に掲げることをやめるとのことです。これら県民にとって最重要な数字はすべて県の「目標」ではなく「モニタリング指標」として「注視する」対象だと。
要するに、政策はやるだけやる。でも結果はいろんな要素の影響を受けるから何とも。みたいなことでしょうか。プランで「目指すべき将来人口」を定めたのに、それにつながる4年後の中間目標も考えないそうです。