菅総理、不出馬
2021.09.03
菅総理が総裁選に出馬せず、このまま総理を辞任することを発表されました。
実は昨日、自民党青年局の臨時会議(オンライン)に参加し、全国の若手地方議員たちの不満がかなり強いことを再認識していたので、もしかしたら…とは思っていましたが。
コロナ対策への国民の評価が低かったことに加え、ここ数日の解散騒ぎや党人事刷新などの動きが自己保身に執心しているようにみえたことが、党内での立場をさらに難しくさせたように私には思えます。
秋田県初の郷土出身総理が退任されるという意味ではとても残念ですが、この1年間、国難とも言える状況のなか日本で最も大変な役職を担われてきたことに対し、心から「お疲れさまでした」と申し上げたいです。
青年局の会議では、「国民不在の権力闘争は慎むべきだ」「公明正大なルールに基づき堂々と政策論争をしてほしい」など、私も心から首肯できる意見が飛び交いました。政治の世界も長くなってくると国民の感覚とかけ離れた「常識」が身についてしまいがちですが、全国の若手議員たちの意見を聞いて少し安心した自分がいます。
間もなく行われる総裁選では、党員のみならず広く国民の皆様にもご理解いただけるような議論がなされることを期待します。