県民の手に届くまで(コロナ対策現場対応その他)
昨日の総括審査で「支援策が県民・事業者の手元に届くまで」の段階について質問しました。制度は決まれどなかなか手に届かない、そもそも周知されていない。ということが非常に多いので、このテーマに絞って県の対応を質し、血の通った対応を求めました。
SNSでいただいたコメント・メッセージも一部そのままお届けしました。ありがとうございました。
①県税の徴収猶予制度(知られていない)
6月30日に自動車税などの県税の猶予制度(無利息1年間)の申請が締め切られましたが、ほとんど周知されていませんでした。保有台数によってはある程度の資金繰り支援にもなったはずですが、6月初旬の納付書発送のときもお知らせはなし。今後納期限を迎える県税についてはしっかりと周知されるよう努力を求めました。
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/49467
②緊急小口資金・総合支援資金
ややしつこいですが・・本当に困っている方のためのセーフティネットなので何度でも取り上げます。これは「収入減少」が要件ですから、県が私の一般質問で答弁した約5,000人への状況確認(多くは年金受給者)とは対象が異なります。こうやって「やりました」とは言うものの、微妙にズレているので効果がない、というのが行政には大変多いです。本当の対象は「現役世代の」「低~中所得者で」「収入減少」で苦しんでいる方たち。ここに届くようなPRをするよう求めました。県や一部の議員は「市町村でやれることはやらせないと」と言いますが、全国共通内容の制度の「周知」をそれぞれが別々にやる意義は大きくありません。
https://www.akita-city-shakyo.jp/publics/index/28/
③休業協力金の申請期間
とある(有名)飲食店さんが自粛期間中、お弁当営業のチラシを作って飛び込み営業しているのを見て感動していた私ですが、そうして朝から晩まで従業員を守るために頑張り続けている間に協力金の申請期間が過ぎてしまった、という声をダメもとでぶつけました。やはり決まりは決まり、一つ認めれば他も他もとなる、という理由で認めてもらえませんでした。理屈はわかるのですが・・・
この件に限らず、2日前に賞与をいただいたわれわれ議員や県職員は、所得が激減して苦闘している人たちの現状にもっと思いをはせて、血の通った現場対応をしていかねばならないと申し上げました。
④東北6県の観光振興
いま県内観光キャンペーンを行っていますが、おみやげ物がなかなか売れません。観光消費単価のデータでも、10~12月期の宿泊客の比較では(県内客:約1.9万円、県外客:約3.5万円)と大きな差があります。感染者の少ない北東北3県でもよいので、できれば共通クーポン、不可能でも隣県民への秋田観光キャンペーン等で県境を越えた誘客促進を行うべきだと求めました。答弁はあまり積極的ではありませんでした。
動画はこちらです(41’55くらいから)
https://smart.discussvision.net/…/p…/WebView/rd/speech.html…