12月議会を終えて
2022.12.25
今回は2年ぶりに、一般質問も総括審査も出番のなかった議会でした。
これは私のやる気がなかったからではなくて、意欲のある若手が増えたからです。質問に手を挙げる議員が多すぎて、若手に譲らねばならないな!と思えるようになりました。本当にすばらしいことだと思います。
これまで会派の政調会長として議員の知識向上に努め、質問の項目や登壇者を差配してきました。新人が一般質問や総括審査に立つというのはけっこう勇気のいることなのですが、1期生のみなさんは本当に勉強家で積極的です。確実に県議会の自民党会派は変わってきていると実感しています。
秋田県のCO2排出量は約900万tで全国に占める割合は0.8%。
一方で森林によるCO2吸収量は約280万tで「ニュートラル」にはまだ程遠いですが、こちらの全国比は6.5%と日本の中ではかなり貢献している方です。
しかし問題は、秋田の森林も少子高齢化が著しく、しっかり木材活用と再造林を進めないとCO2吸収能力の低い老木ばかりになってしまうことです。3枚目の画像のとおり、若い木が本当に少なく危機的な状況です。昨今の木材価格高騰と大手製材業者の能代市進出などを好機と捉えて、秋田の森林を若返らせ、日本のカーボンニュートラルに貢献していきたいと思います。