活動報告(9/29~10/6)【職人さんをどう守る】

2024.10.14
今週は議会の最終盤ながら鹿角,大館,湯沢と全県を走りました。
各種の議員連盟でさまざまな業界の皆さんのお話を聞きますが、今回は技能組合(建設業関係の職人さんの団体)との意見交換で、あらためて人材不足の危機を痛感。
建設業協会の把握している県内建設業への新卒就職者は昨年度で100人あまり。そのうち技能者、いわゆる職人さんは数えるほどもいないのではないか、とのことです。いくらAIやロボットが進歩したとしても、大工や左官や板金といった現場作業を機械がやるようになる世界は、なかなか想像できません。
昔はモノづくりが好きだったり手先が器用な子は一定の割合で職人の道へ進んだものですが、今は本当にいないと。理由は低賃金やキツさや徒弟制度など色々あると思いますが、今どきの若者がどうやったら『私…職人やりたい。』と思ってくれるのか、リアルに考えなければなりません。
 若者が何かの価値を急に見直したブームの例としては、囲碁やバレーのようなマンガとか、SNSの動画チャンネルあたりでしょうが…何か『大工かっけ〜』とか『屋根葺って意外と熱い』みたいなコンテンツが現れないかな、などと考えておりました。こういうのって狙ってやっても上手くいかないのですが…